日本行動計量学会 第46回大会

大会シンポジウム

「行動経済学と行動計量学」

日 時:
9月5日14時10分から15時40分
会 場:
慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎ホール
司会・企画者:
星野崇宏(慶應義塾大学教授/理研AIPチームリーダー:日本行動計量学会理事/行動経済学会常任理事)
講演者:
依田高典(京都大学教授:行動経済学会副会長)
「行動経済学とフィールド実験の邂逅:けいはんな学研都市の節電実験を中心に」
高橋泰城(北海道大学准教授:行動経済学会理事)
「神経経済学・量子意思決定論による行動分析の展開」
竹村和久(早稲田大学教授:日本行動計量学会理事/行動経済学会理事)
「心理学と行動計量学・行動経済学の関係について」
討論者:
大垣昌夫(慶應義塾大学教授:行動経済学会常任理事/前会長)
繁桝算男(慶應義塾大学訪問教授/東京大学名誉教授:日本行動計量学会理事・前理事長)
星野崇宏(慶應義塾大学教授/理研AIPチームリーダー:日本行動計量学会理事/行動経済学会常任理事)
概 要:
昨年,行動経済学者リチャード・セイラーがノーベル経済学賞を受賞し,また近年では経済学のみならず医学や公衆衛生での行動変容,マーケティングなど様々な分野で行動経済学の知見を利用した研究が行われていることからも,当該分野は非常に注目を浴びているといってよい。
さらに欧米各国のみならず日本の政策においても行動経済学の知見を利用したナッジが利用されるまでになってきた。そもそもセイラーが師事したトベルスキーやカーネマンは心理学者であり,彼らを中心とするグループが行った一連の意思決定論に関連する研究が経済学や経営学に応用されたものが行動経済学である。その点で,本学会は国内の意思決定研究やその応用研究という点で行動経済学研究を牽引してきたといってよい。 本大会シンポジウムでは,本学会と行動経済学の関連や歴史を踏まえながら,行動経済学会の主要メンバーの数名をお呼びしご発表を頂きながら,改めて社会科学のみならず医学や企業実務に大きな影響を与えつつある行動経済学と行動計量学の関係について理解を深めたい。